メイプル耶馬サイクリングロード

2014年7月15日

 メイプル耶馬サイクリングロードは、耶馬溪鉄道廃線跡を利用した自転車道で、1982年(昭和57年)に整備されました。鉄道跡を利用しているため、勾配も緩やかで初心者にもお勧めのサイクリングコースです。
 県道臼木沖代線(うすきおきだいせん)から山国町守実(やまくにまちもりざね)までの約35キロメートルの「一般県道中津山国自転車道」で、うち本耶馬渓から山国までの約22キロメートルが、山国川を沿うように走る自転車専用道路となっています。
 紅葉のきれいな耶馬溪、菊池寛の『恩讐の彼方に』でも有名な「青の洞門」など多くの景勝地を楽しむことができ、鉄道跡を利用したトンネルや鉄橋などバリエーションに富んだサイクリングロードです。

目にまぶしい若葉
メイプル耶馬サイクリングロード

■耶馬溪鉄道の歴史

 耶馬溪鉄道は、1913年(大正2年)に開業しました。起点の中津駅から「仏坂」(ほとけざか)、「青の洞門」、「擲筆峰」(てきひっぽう)など山国川沿いに続く景勝地を望みながら、終点の守実温泉駅までの約36キロメートルを結び、「耶鉄」(やてつ)の名で親しまれてきました。

 この耶鉄は、昭和10年に「名勝耶馬渓」を走る観光路線として、女性ガイドも添乗するなど人気を集めましたが、高度成長期のマイカーブーム到来による利用客の減少により、1975年(昭和50年)に全線廃止となりました。

 

■当時を物語る遺産

 沿線には、橋梁、トンネル、駅など数多くの施設が残っており、厚ヶ瀬(あつがせ)トンネル1号・2号(三光地域)や平田駅ホーム(耶馬溪地域)は、国の有形文化財にも登録されています。

 また、土木学会の近代土木遺産も数多く存在し、中でも「山国川第二橋梁」(耶馬溪地域・写真上右)は、10基の石橋橋脚とゆるやかな曲線が美しく、お勧めの記念撮影ポイントです。

 

■耶馬溪サイクリングターミナル

 耶馬溪サイクリングターミナルは、財団法人自転車道路協会が建設したものを旧耶馬溪町が管理運営を委託され、昭和50年3月にオープンしました。その後、昭和61年9月に国から無償譲渡により町営施設となりました。(平成17年3月中津市と合併し市営)

 メイプル耶馬サイクルグロードの中核基地としての役割を担い、レンタサイクルはもちろん、宿泊棟、シャワー施設などをそろえ、全国からのサイクリストを迎えています。平成13年から14年にかけ、老朽化に伴う大規模改修を行い、フィットネスなどの新たな器具を導入し、平成15年4月にリニューアルオープンし、現在に至っています。

住所

大分県中津市三光臼木~同市山国町守実「一般県道中津山国自転車道」

※耶馬溪サイクリングターミナル等のレンタルサイクリング施設に駐車場有。また、耶馬溪町柿坂の山国川河川敷にも駐車可能。

TEL

中津市役所観光課    0979-22-1111(代表)

中津耶馬溪観光協会   0979-64-6565

中津市耶馬溪支所総務課 0979-54-3111(代表)